早く投資初心者を”脱出”したい方に必要なこと「4選」

目次

早く初心者脱出をしたい方に必要なこと

学べる環境に飛び込む

人は3種類に分けられます。

天才→他人の失敗を実体験のように学べる人
凡人→自分で失敗しないと学べない人
鈍才→自分の失敗から行動を変えない人

ほとんどの人は凡人です。失敗しないと前に進めません。
現状維持思考やリスクを取らない行動、そもそも学ぶ習慣がない人は、投資家に必要なマインドを備えていません。
自覚がある人は、直ちに個別株はやめてインデックス投資をおすすめします。

でも夢のある個別株投資にチャレンジしたい!という方は、まずはマインドセットからです。
凡人にできることは「継続」だけです。
継続に必要なマインドセットは、成果で評価せず、成長する自分を評価することです。

株はどれだけスター投資家でも、損失は出してしまいます。
損することは嬉しいことではありませんが、損切りできる技術と判断は評価に値します。
投資には大損を経験しないと、身に付かない相場感や乗り越えられない壁がいくつもあります。
損した程度で落ち込んでいては、いつまでも成長しません。

大事なことは、「すぐに成果を求めないこと」「毎日学ぶこと」

器用な人は、とにかく結果の要因を分析してトライアンドエラーに時間を費やすこと。
その検証回数と実体験から型が作れると思います。

不器用な人は、自分の経験や知識では問題解決できないケースも多いので、学習できるコミュニティに所属するのもありでしょう。
投資は本当に孤独なので、自分のレベルが客観的に見れません。
仲間ができて周りのレベルを知ると、自分がどれだけ勉強をしていないかに気づきます。
無知すぎる自分に焦りが生まれて、良い意味で危機感が生まれます。
コミュニティであれば、質問すれば教えてくれる人もいるでしょう。
目の前の不安が消えることがどれだけ精神的余裕に繋がることか…
逆に暴落期は自分だけじゃなくて、みんな怖がっているので落ち着けたりもします。

このように自分の頭だけでは気づけなかったことが、周りの発言やサポートによって気づくことができ、その場その場の立ち回り(対応力)がうまくなります。
マイルールがない人はシンプルに勉強不足で、もったいない損失を出しまくってます。
(今後も何百万円、何千万円と損失が増えていくでしょう)

健全な環境を選択すれば、3ヶ月もあれば劇的に投資家としてのレベルは上がるので、無駄な遠回りは省略できます。

投資を始めた初期は投資熱が一番高いはず。
その熱を冷めさせない間に、しっかり学んでひたすら努力です。
最初にたくさん汗を流さないと、数年後や老後に涙だらけの人生になってしまいます。

時間はお金と違って戻ってきません。
「学びたい!」「変わりたい!」
そんな情熱が高いうちに行動し、時間を有効活用しましょう。

マイルールの確立でムダな学びを排除

自立していない投資家には特徴があります。

・SNSの情報に振り回されて失敗が多い
・陰線が出るのが怖い・チャートばかり見ていてスマホが手放せない
・売買の基準がなくストレスを抱えやすい
・書籍信者で相場力が身に付いていない
・お手本が山のようにいて情報過多になっている
・期待値を計算できない
・タラレバで落ち込むことが多い

マイルールがある人はこのような問題を全てクリアしています。
一つでも当てはまればマイルールがない証。
ほとんど当てはまるようだと、保有銘柄の値動きの影響で、日々ストレスを抱えていると思います。

勝てる投資手法は人それぞれで無限にあります。
どれだけスーパーなカリスマ投資家の手法でも、「資金力」「ストレス耐性」「売買の時間軸」が変われば、手法の完コピは難しいでしょう。
真似することはかなり困難なので、納得のいく考え方だけマイルールの材料としてルールに組み込んでいくと良いです。
経験とともに売買前のチェック項目は増えていき、銘柄選定の精度は上がっていきます。

僕も昔は酷かった。。。
「ゴールデンクロスしたから買おう!」
「前回安値まで来たから安い!仕込もう!」
「出来高が急激に増えたから値動きが出そう!買いだ!」
こんなたった一つの材料で売買してました。

よく株式投資の教材に書いてある「買いサイン」ではありますが、こんな手法で勝てるはずがありません。
まさに「ノリで買う」というレベルです。
(本に書いてあった手法が毎度損になる…こんな経験は誰もがあると思います。)

本当にたくさん失敗しましたが、今ではエントリー前に約20個の銘柄診断基準を設定し、これをクリアできた銘柄のみを売買しています(選定軸が増えればいいわけではありませんが、再現性は上がります)

オリジナルの「企業診断チェックシート」を活用し、選んでも良い銘柄なのかチェック。
その後、良い企業である前提のもと、どこでエントリーするのかテクニカル戦略を立てる。
「ホームランボール(最高のエントリータイミング)」を待つイメージです。

これができれば、いつも同じ指標でエントリー可否を判断しているので、再現性も高く、成功体験も濃くなります。

「いつも同じことができる状態まで思考の棚卸しをする」

これが僕が一番大事にしていることです。

マイルールを得ると、以下のように精神的に大きな影響を与えてくれます。

・決まった時間にしかスマホを見ない
・暴落局面でも精神的に安定
・SNSや他人の情報に振り回されない
・無駄な情報収集が減る
・機械的に損切りができる
・再現性を実感し自信が持てる
・「ギャンブル」ではなく「投資」ができる

長期的に生き残る上で必要な要素が詰まっています。
まずは儲けることよりもマイルールの確立が優先。
マイルールは絶対に疎かにしないようにしましょう。

情報収集源を絞る

僕は天才ではありません。
だからこそ学ばないと自分だけ置いていかれるという危機感は常に持っています。
でも、いつも学び方が非効率でした。

よく行っていた行動としては・・・
・投資関連のYouTuberを10人ほど登録して、常に動画をチェック
・X(旧Twitter)のインフルエンサーの推奨銘柄をとにかくお気に入り登録して監視
・無料プレゼントにとりあえず飛びつく
・監視していた1,000銘柄のチャートを毎日確認

日々の習慣をあげるとこんな感じです。
過去の自分に言ってあげたいですが、どれも意味のないことです。

初心者が情報を広く集めると、正しいことがわからなくなります。
しかも投資においては正解がなく、全員が手法が異なります。
YouTubeを見れば見るほど混乱します。

X(旧Twitter)で話題の銘柄はほぼ仕手株。
「儲けは偶然、損失は必然」の期待値が悪すぎる勝負を繰り返していては、一瞬で自分の首を絞めてしまいます。
(実際に僕は2度も退場寸前を経験してます)

デイトレーダーでもない限り、チャートなんて毎日見ていても全く意味がありません。
(そんな暇があったら企業分析をして、トレーダーから投資家の視点に変わらないといけない)

投資は見方を変えるとお金の奪い合いです。
強者が弱者からお金を吸い取るゲームのようなもの。
そんなリスキーなゲームに、無知で努力する習慣がない人が入ってきてはいけません。
自ら資産を減らしにきているのと同義です。

投資を始めて6ヶ月ぐらい経過すれば、ある程度マイルールは確立できます。
6ヶ月も経過して成長実感を持てていない方は、自分自身の学び方や環境が異常に悪いです。
危機感を持って、早めに応急処置をすると良いでしょう。
投資は時間を味方につけなければいけないゲームなので、金銭的損失だけでなく、時間的損失も考慮しなければいけません。
(※株式投資の発信者なのに、FXや仮想通貨を勧誘する詐欺グループには注意してください→危険な発信者の特徴はこちら

以下の習慣がある人は、泥沼から抜け出せません。
よっぽど今の思考を否定して行動を変えないと未来が恐ろしいです。

・魚の釣り方(銘柄の選び方)を研究せず、魚ばかり求めている
・企業の成長性でなく株価だけ見ている
・SNSを見ないと銘柄を探すことができない
・利確も損切りも早い(ただのビビり)
・投資歴が6ヶ月以上でマイルールを語れない
・固定月収を稼げる副業として投資を考えている

アウトプットの習慣化

これまで僕自身も有料サロンで学び、サロン内で成果を出している人をたくさん見てきました。
僕自身の手法も全公開し、その手法を理解して成果を出すフォロワーさんをたくさん見てきました。

その経験から、成果を出す人の特徴はたった一つ。
アウトプットです。
正直これ以外にありません。

以下のように、学習には段階があります。

ほとんどの人は本を読んで、投資にチャレンジ。
儲けと損に一喜一憂して、検証実験もしません。
アウトプットは独学だと、なかなかできる環境がないと思います。

一流に近づくためには、「教える・説明する」ことができないと不可能です。
高みを目指す方は、この域を目指したいところです。

僕もX(Twitter)で発信を始めたのは、自分の思考の整理のためです。
(最初の内容は酷いものでした…)

アウトプットにはパワーが必要です。
自分が考えていることを他人が理解できるように言い換えなければいけません。
それだけではありません。
なぜそのように考えているのか根拠も必要です。
知識がなければ、根拠を調査する必要があります。
根拠も一つでは信憑性が薄いので、いくつも用意する必要があります。
この深堀りの習慣が、思考の定着に結びつき、少しずつ当たり前の知識に変わっていきます。

最初は大変でしたが、僕も伝える力が成長していく中で、格段にレベルアップしました。

どのサロンでも成果を出している人は、アウトプットが多いです。
注目している銘柄がIRを出せば、その見解を発信していたり、何か銘柄を売買したら、その独自の根拠を発信したり。
アウトプットすることで、周囲の方からフィードバックがもらえます。
これが最も価値が高く、自身の分析の甘さや異なる視点に気づくことができます。

情報を受けているだけでは成長できません。
SNSや書籍の情報をインプットしても、活用できなければ何も意味はありません。

「知る」ことよりも「実践できる」ことの重要性に気づくまでは、なかなか成果をあげることは難しいでしょう。
実際に億り人の方々が世に手法を出しています。
でも真似できる人はほとんどいない。
それは知っただけで実践レベルに至っていないから。

レベルアップに必要なことは、アウトプット以外にありません。
そのアウトプットが貴重な経験につながり、たとえ失敗に終わったとしても、未来の価値へとつながっていきます。

深堀りってどうやるの?

例)
・この銘柄を買う理由っていくつ挙げられるだろう?
・その理由って定量的に開示されているのかな?
・ポジティブな理由って、競合他社も同じなのかな?
・競合にない優位性ってどこだろう?
・リスクって何があるかな?
・プロのアナリストたちはどう見てるんだろう?



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