【3年で損失1,000万超】初心者がハマり続けた株式投資の5つの罠

投資 失敗 共通点

負け続けた投資家が繰り返す同じミス。初心者が陥りやすい株式投資の5つの罠。

株価 暴落

僕は投資を始めて3年間で100回以上負けました。

兼業投資家であれば、これ以上負けた人はそんなにいないのではないでしょうか?
買う銘柄の数と売買の回数が多く、本当に目先の利益しか追っていなかったことが100敗の要因です。

正直これだけ負けたのに、まだ株式投資をしていることが不思議です(笑)。
普通なら向いてないと思って辞めますよね!
僕はかなりズレているのかもしれません…

今までの売買履歴をノートに記入しているのですが、振り返ると「また同じ負け方だな…」と自分の癖が見えました。
でもこの癖って僕だけじゃないんですよね…
初心者はほぼ必ず陥る罠なんです!

逆にまだここに気付けていない投資家の方がいれば、この記事を読むことで少し光が見え、投資家として生き残る道を見つけることができるかもしれません。

含み損が増えると損失確定することが怖くなり、保有銘柄を放置して、相場から目を離してしまう方が増えます。
なぜ負けたのか敗因分析を怠ると、株価が戻ってもまた損が膨らんだ際に逃げ癖が付いてしまい、いつまで経ってもトレード力が付きません
負けたトレードとも向き合っていくことが重要です。

この記事では株式投資の初心者が陥る罠について書いています。
自分は当事者かも?と感じた方は、ミス防止となるようお付き合い頂けると幸いです!

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目次

 負け続けた投資家の「5つ」の大きなミス

-10,240,381円の損失は流石に心が折れる(笑)

5つのミスを長い間積み重ねてしまい、約3年で1,000万以上の損失を出してしまいました…
わかっていても抜け出せない…同じミスばかりです。
以下の具体的な5つの内容に共感できる方は危険です!

人にオススメされた銘柄を購入

結論後悔します。
うまくいけばいいと思います。
しかし、もし暴落し大きな損を抱えてしまうと、自分の判断で買った銘柄ではないため、出口がわからずなかなか損切りができません

僕も投資1年目の時に、色々教えてくれていた方がオススメだと言い切った銘柄に、資産の半分ぐらいを投資しました。
思ったように上昇せず保有し続けた末にコロナショックが到来し、株価が半分になりました…
残酷ですが投資は自己責任で、誰も庇ってくれません。損を抱えても傷を負うのは自分自身だけです。
あくまで他人の意見は参考程度にし、慎重に意思決定を行いましょう

投資の全責任は自分自身なんて…
誰かに責任をなすりつけたいところですが、自分の資産なのでどれだけ文句を言っても結局は自己責任なんです(涙)
他責にしている間は絶対に勝てないので、勉強しないとですね!

信用取引でレバレッジをフル活用

信用取引はやめておけ!という声もよく聞きますが、僕はやるべきだと思います。
自己資金の約3倍の取引が行えるので、早くお金持ちになれる可能性があります。
さらに空売りもできるので、下落相場でも資産を増やすことができます。
ただ絶対にNGなことが、フルレバレッジでのトレードです。

信用取引では保証金率を守る必要があり、ほとんどの証券会社ではこれが30%を切ると追証が発生します。
追証が発生すると、保証金率を30%以上維持できる額の入金か、保有銘柄の決済が必要です(何も対応しないと保有銘柄が強制決済となります)。

保証金率とは?

信用取引により建玉を建てる場合に必要となる保証金の割合を保証金率といいます。
例えば、信用取引で約定金額 1,000万円の買建てをされた場合に、必要となる保証金は300万円となります。
(保証金や建玉の状況により、このような結果にならない場合もあります。)

マネックス証券のHPから引用



僕もコロナショックと岸田ショックで2度追証を経験しました
暴落相場に巻き込まれると、損切り対応が遅れて取り返しのつかない含み損を抱えてしまうので、多くても2倍程度のレバレッジに収めるのが良いでしょう。
自分はビビリだなと思う方は、レバレッジを使わず売買した方が良いかもしれません。
信用口座は開設して空売りができるようにだけすれば良いです!

実体験ですが、運用資産200万ほどでフルレバ取引をしていた時に、コロナショックの大暴落が起きました。1日で50万円以上減ったこともあります。あの時は恐怖で体調を崩しました…

ポジポジ病で保有銘柄が多い

初心者がよく行う過ちです。
色んな銘柄がよく見えて、薄くたくさん保有してしまうことで失敗に陥ります。
保有銘柄が多いと、上がる銘柄と下がる銘柄が出てきます。
そうすると、本来損切りすべき銘柄も、利益が出ている銘柄でカバーができてしまうため、自分の都合の良い解釈で保有してしまいます
(投資をしている人は昔の自分もそうだったな…と思い出すのではないでしょうか)

ここで一番危険なのが、利益が出ている銘柄の株価が下がり始めた時です。
頼っていた銘柄が崩れるとひたすら含み損が増え続け、傷口が広がった銘柄の損切りをせずにはいられなくなります。
保有銘柄が多いと、それぞれの値動きも気になってしまいストレスも増すので、多くても5社程度を目安とすると良いです!

ポジポジ病はほとんどの人が最初に通ります。僕も典型的な例でした。購入銘柄を減らし、1名柄あたりの株数を増やすトレードに切り換えてからは、銘柄管理のストレスも減り、運用益の上昇にも繋がりました。

逆張り思考

投資の鉄則は安く買って高く売るなので、つい株価が下がっている銘柄を逆張りで買っていましたが、この方法では全く勝てませんでした。

「それはなぜか?」
今振り返ると、下落トレンドの途中で買っていることがほとんどだったからです。

投資1,2年目の時は、超短期トレードで目先の利益ばかり追っていました(非常に未熟でした…)。
短期目線だと、トレンドに逆らって逆張りの売買をしても利益が出ることはほとんどありませんでした。
初心者は含み損の対応レベルが低いので、逆張りは避けるべきです。

逆張りでトレードしていきたいという方は、トレンドを読むスキルを習得してからであれば問題ないと思います!

短期で大幅利益を狙う

これが投資の最大の落とし穴。一番読者の皆さんにも警鐘を鳴らしたい!
投資をしている人は、「お金が欲しい」「お金持ちになりたい」という気持ちが強いはずです。
ゆっくりお金持ちになりたい人はいない
だからこの落とし穴にハマる人が多いのだと思います。

僕も落とし穴に落ちた1人です。
以前は、「明日までに●万円狙う!」「今週中に●万円は最低確保する」といった目先しか見えていない考え方でした。
しかし実際トレードして含み損を抱えてしまうと、「今損切りすると取り戻すのにまた1ヶ月かかる。もしかしたら株価が戻す可能性もあるから、もう少し様子を見よう。」と都合の良い解釈ばかり。結果含み損の塩漬けという始末です…
人生を巻き戻しされたような感情になるため、なかなか人は損を認められないんですよね…
ここに9割の投資家が勝てない永遠のテーマがあるのだと思います。

投資の神様であるウォーレン・バフェットもこう言っています。
みんなすぐに金持ちになろうとするから失敗する。ゆっくり金持ちになろうとすれば誰でも成功できる。

専業投資家でない方は、中長期目線で市場と向き合う力を鍛えていくことが最優先になります。

投資を始めて2年ほどは1時間に何回もスマホを見てしまっていました…株価が気になって仕方ない、そんなストレスが常時あったんですよね…
中長期目線に切り替えてからは、見る頻度が格段に下がり、値動きに翻弄されることがなくなり気持ちも楽になりました!

5つのミスによる弊害

株式投資 失敗

資金も心も余裕がないと、的確な判断ができなくなり、トレードにも大きな悪影響をもたらします。
ここで紹介することは、投資家として絶対に避けたいことです。

利益が小さくなる

買った根拠が明確でなかったり、切羽詰まった状況でのトレードが多かったため、利益が出るとすぐ利確をしてしまっていました。利益が出るのは良いことですが、最大の問題は含み損を損切りできていないこと。
含み損とは長く付き合って、利益とは早めにサヨナラをするという、利小損大の典型的な負けトレーダーでした(勝てない投資家が利益を生めない最大の要因)。

値動きが気になり仕事に集中できない

ポジションを大きく取り過ぎたことで、1日で数十万円の大きな値動きが起きていました。
運用資産が200万円ほどだったので、非常に大きな変動です。
上昇していれば良いのですが、暴落時は精神的に耐え切れません。
仕事でお客様先に訪問した際や、社内の会議中も気になって仕方がありませんでした。

頭から消えないほどストレスがかかる時は、リスクを取り過ぎているサインです。
リスク許容度は個人差がありますが、本業が集中できなくなるのは本末転倒。
本業に支障のないレベルで運用していきましょう。

投資において重要なこと

お金 投資

これまで投資家が陥りやすい失敗を全てクリアしてきました(運が悪いのか、勘が悪すぎるのか…笑)。
そんな僕が実体験を通して、投資で勝つためには最低限この2つの視点が必要と考えています。

中長期目線での投資

兼業投資家であれば、相場に張り付くことはできません。
その中で短期トレードをしてしまうと、値動きに翻弄されてしまいます。
明日や今週の利益を狙う短期の投資手法は、生活スタイルとミスマッチとなるので、「1ヶ月後どのような動きをしそうか」という視点で相場を見ると良いと思います。
僕はこの考え方でトレードするようになってから、トレンドを読む力が養われ、トレードに焦ることが極端に減少しました。

以下が実際にコロナショックに舞き込まれた時の運用実績です。
2020年2月からの2ヶ月で大暴落し、100万円の大損でした…
当時の運用資金が200万円だったので、ダメージも大きく、投資人生最初の挫折でした…

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初めての暴落で挫折する中、ある投資手法を身に付けました。
その結果マイナス分を含めて、約2年で320万円分を戻して、利益を出せるようになりました!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: rakuten-shoken-3.jpeg

その投資手法が気になる方は別記事で紹介しているので、以下よりご覧下さい!

精神的に余裕が作れる運用

投資はメンタル勝負です。
メンタル面が弱ってくると、正しい判断ができません。
投資にストレスがかかり過ぎると、本業のパフォーマンスや人間関係においても悪影響が出てしまいます。
兼業投資家にとっては、株式投資は副業となるので、自爆するような運用は絶対に避けなればなりません。
最悪全て失っても良いと思える資金で運用をすること。
間違っても全財産を投資することは止めて下さい!

僕は信用取引で多少リスクを負っています。過去にフルレバで失敗の経験があるので、今は保証金率が50%以下にならないよう運用しています。
このやり方にしてからは値動きに敏感にならず、精神的に落ち着くようになりました!

まとめ

①投資家あるあるの5つのミスをしない
②兼業投資家であれば中長期目線で考える
③精神的に余裕がある運用

投資で稼いでいると、不労所得で楽して稼いでると周囲には思われがちですが、全くそんなことありません。
損を抱えた時のストレスは本業を超えるレベルで、利益を出すためには勉強も不可欠です。
本当にメンタル勝負のような局面が多々あるので、自分の許容できるストレスをしっかり確認しておきましょう!

この記事を読んで、僕の失敗談があなたの失敗防止に繋がれば幸いです!
もし自分も同じ失敗をしていたという方は、SNS(TwitterFacebookなど)でシェアして頂き、注意喚起して頂けたら嬉しいです!
最後までご覧頂きありがとうございました!

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