証券会社は大事なパートナー!株でお金を増やすためには目的別に使い分けるのが常識◎
お金の管理で重要なのは、目的に合わせて財布(口座)を変えることです。
それが貯金を増やす秘訣です(貯金を増やすための銀行口座の使い方はこちらから)。
投資においても全く同じことが言えます。
手広く投資をしていこうと考える方は、目的を決めて、それぞれを別々の証券口座で運用していくことをオススメします。
投資経験の長い方だと、長期投資と短期投資で分けたり、日本株と米国株のように投資する国別に分けたりなど、目的ごとに別の証券口座で運用しているケースが多いです。
投資は感情が入ると判断に狂いを生じさせます。
全てが同じ口座で管理されると、自分の都合の良いような解釈で使ってしまいます。
例えば損を食い止めようと、余剰資金を含み損の銘柄へ使ってしまったり…
(僕も小さな失敗を大きな失敗に拡大させてしまったことがあります…)
事前にルール決めすることが非常に重要なので、投資家として活動している方は、どの証券口座が自分に合うのか是非ご確認下さい!
口座を複数持ちするメリット
投資も人それぞれ目的が変わります。
「日本株だけでなく米国株も挑戦したい」
「レバレッジを利かせて信用取引に挑戦したい」など、
同じ証券口座だと使い勝手が悪いシーンがあります。
証券会社ごとにサービスも異なるので、複数持ちすると資産管理を行いやすいです。
商品の選択肢が広がる
金融商品には、国内株式だけでなく、外国株式・投資信託・債券・ETF・金・FXなど、多くの種類があります。
投資したい商品を決めたら、その商品の取り扱いがあるのかは必ず確認しましょう!
今はスマホで売買する人も非常に多いです!(僕も100%スマホです)
各会社で証券口座のアプリがあるので、事前に利便性を確認してもいいかもしれません!
証券会社ごとの強みをフル活用できる
証券会社ごとの差別化ポイント
- 手数料
- 銘柄数
- 分析ツール
- メルマガ
- セミナー
- 投資レポート
上記は一部の例ですが、証券会社により様々なサービスが用意されています。
複数口座を保有すると、情報源も増えて、選択肢が圧倒的に広がります。
自分に合うサービスを見つけやすくなりますよ!
投資レポートなど、投資初心者では絶対にキャッチできない専門家の貴重な情報も得られます!
例えば米国株を買いたい場合は、米国株を扱う証券会社を選ばないといけません。会社によって扱う銘柄数も違うので、比較は必要ですね!
単元未満株を扱える
株式投資では1単元=100株が基本となります。
株価1,000円の株を買いたい!と思っても、1,000円×100株=10万円が必要になります。
資金が少ない方や投資初心者にとっては、投資を始める上での一つのハードルです。
しかし証券会社によっては、1株単位から購入できる「単元未満株」への投資が可能です。
これであれば、株価1,000円の株を1,000円で1株だけ購入できます。
数百円レベルで取引ができるので、リスクも下がり、練習のような気持ちで気軽に実践経験が積めます!
資金が少ないけど投資に興味がある方や、リスクを考えすぎな方にオススメのやり方です!
IPO株の当選確率UP
IPO株(新規株式公開株)って何?という方もいますよね!
未上場の会社が東京証券取引所に初めて上場した株式のことをIPOと言います。
IPO株を購入するメリット
- 手数料がかからない
- 利益を得られやすい傾向がある
株式投資の良いところ取りができるので、誰だって欲しいですよね!
ただ誰でも買えるわけではありません。
IPOは抽選で買える人が決まります。
なかなか当たらないのがデメリットでもあります。
証券会社によって割り当てがあるので、複数の証券会社を保有し、その全てから申し込むと当選確率を上げられます。
IPO用に証券口座を持っている人もたくさんいます。
勝率は高い傾向ですが、もちろん公募価格を割れるリスクもあります。
通信エラーのリスク防止
証券口座も通信システムがエラーを起こすことがあります。
復旧されないと取引ができなくなり、大きな機会損失をしてしまいます。
口座が複数あると万が一の時にも柔軟対応ができます!
僕もコロナショックの時に株価が大暴落する中、証券口座の通信エラーで売買できないという経験をしました…
(暴落時は投資家の精神状況がネガティブなので、毎度一時エラーなどの不具合が起きている印象です。きっとサーバーダウンなどが起きているのでしょう。)
口座を複数持ちするデメリット
複数の証券口座を持つことは、人によってデメリットに繋がることもあります。
IDとパスワードの管理が複雑になる
IDとパスワードの設定条件が証券会社によって異なるため、同じパスワードが使えないということもあります(同じパスワードはセキュリティ面でも避けたほうが良いですが…)。
作った口座の分だけ、それぞれのID・パスワードを管理するのは大変です。
僕の経験談ですが、証券市場が閉まる15時前に買い注文をしようとしたところ、パスワードがわからなくなってしまい、注文が成立しなかった…ということもありました。
忘れた時の再発行などの手間を考えても、管理が苦手な方には大量の口座保有はオススメしません。
売買のタイミングを逃す可能性がある
複数口座を利用すると、それぞれにログインが必要です。
複数のサイトやアプリを起動させていると、動作が重くなり通信速度に影響が出ます。
あの待ち時間ってかなりストレスですよね…
もし売買したい時にログインできなかったら、大事なタイミングを逃してしまうかもしれません。
大暴落などの緊急事態が起きた時に限って、このような現象に陥り可能性もあるので要注意です。
(個人的にはネガティブ要素と考えていません!)
資産の把握が複雑になる
自分自身の全体の資金状況を把握するには、それぞれの口座の収支を自分で計算しないといけません。
口座が多ければ多いほど複雑になります。
投資家あるあるですが、投資パフォーマンスが良い口座と悪い口座に分かれてしまい、塩漬け口座が生まれてしまうかもしれません。
確定申告が必要になる場合がある
1つしか証券口座(特定口座・源泉徴収あり)を持っていなかったら、源泉徴収が自動で行われ確定申告は必要ありません。複数の口座(特定口座・源泉徴収あり)を持っていても、両方利益が出た場合は源泉徴収が適切に行われるので問題ありません。
厄介なことは複数口座(特定口座・源泉徴収あり)を持っていて、利益が出た口座と損失が出た口座があった場合です。
この場合は利益の金額によって、税金を払い過ぎるケースが起こるため、その払い過ぎた税金を還付してもらうために、自分で確定申告(損益通算)を行う必要が出てきます。
総合証券とネット証券のどちらで開設すればいい?
総合証券の特徴 | ネット証券の特徴 |
---|---|
・店舗を構え営業担当も付く ・営業担当からアドバイスがもらえる ・プロのアドバイスを参考に売買判断が可能 | ・営業担当は付かない ・銘柄選定も自己判断 ・情報収集も個人で行う |
手数料が安いネット証券がオススメ
結論、ネット証券を利用することをオススメします!
総合証券と比較し、ネット証券の方が手数料が安いです!
ネット証券は店舗が存在しない・投資家自身で取引をする・営業担当が付かない、という理由から手数料が安くなります。
最近はYouTubeなどでも色んな著名人が金融商品は手数料搾取ビジネスだと啓蒙していますよね。
手数料も積み重なると莫大な金額になるので、取り分に大きな影響をもたらします。
専門家がいなくても問題ナシ
専門家がいないと不安という方もいますが、専門家も全員が優秀ではありません。
僕の知り合いの証券マンは、お客さんが損する銘柄をオススメしないといけないのが苦痛だと言っていました。
(確かに証券会社も色んな事情があるだろうけど恐ろしい…)
利益を残すためにも自分で運用して力を付けましょう!
勉強方法として有効な情報源
- 読書
- YouTubeなどの動画学習
- SNS(僕もTwitterで発信してます)
- 投資ゲーム(トレダビなど)
- ネット証券のサービス(投資セミナーや分析ツールなど)
- オンラインサロン(詐欺も多いので要注意)
上記のように勉強方法はいくらでもあります。
まずはいくつかやってみましょう!
僕の場合は本を10冊ほど読んで基礎を学びましたが、ぶっちゃけあまり役に立ちませんでした(笑)。YouTubeで技術を学びTwitterでアウトプットする方法でレベルアップしました!
オススメ証券会社
証券会社比較
証券会社 | 総合評価 | 手数料 | 少額投資 | 外国株 | IPO | オススメポイント |
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取引ツールが高機能 取引手数料が安い サブ口座として活躍できる |
オススメの口座の組み合わせ
👇 メイン口座
楽天証券 → 楽天経済圏で生活する方
SBI証券 → 幅広い投資をしたい方
松井証券 → 投資初心者の方
この3社のうち、自分に合う1社を選ぶと良いです!
2社開設しておけば、まず問題ありません。
👇 サブ口座
LINE証券 → ミニ株対応で少額投資可能!開設必須!
👇 米国株専用口座
DMM株 → 米国株投資を行う方は開設しておくと便利!
マネックス証券 → 米国株にどっぷりハマる方向け!
このような3つの使い分けが理想的かと思います!
IPOを考えれば4つの口座保有でも良いですね!
米国株投資、少額投資、手数料を抑えたいなど、
投資の目的に応じて、証券会社をバランスよく選び口座を使い分けしましょう!
まとめ
証券会社の選び方
①証券口座を目的別に複数持つこと
②ネット証券を利用すること
③3〜4つの口座保有が理想的
目的に応じて口座を使い分ける意味を解説しました。
投資は損をする可能性があります。
一つの口座だと、含み損を抱える口座へ入金を繰り返し、
価値が下がる商品を買い続け、自滅していく人がたくさんいます。
(負けたくない感情を持つと泥沼にハマります)
目的別に資産と口座を分ければ、感情による誤った判断を防げます。
投資もお金の管理が重要なので、自分自身の投資スタイルと相談し、適正な口座を作っておきましょう!
ためになった!という方は、SNS(Twitter・Facebookなど)やご友人にシェアして頂けると嬉しいです!
最後までご覧頂きありがとうございました!
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